2016年5月8日日曜日

電子工作で遊ぶ会: ArduinoでLEDを点滅させるまで


電子工作で遊ぶ会を実施しました。
お越しいただいた方、ありがとうございました。

今後の資料にするために、内容をまとめます。

目的

この会の目的はこちらです。

  • 楽しんでもらう
     オープンソースの成果物
     電子工作
  • (ゆくゆくは)自分で何かを工夫する時に、ここで知ったことを利用してもらう
  • (できれば)工夫した内容や方法を発信する人になってもらう

使った材料

今回使用した材料はこちらです。

ブレッドボード2枚
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05294/

ジャンパワイヤ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00288/

ブレッドボード用DCジャックDIP化キット
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05148/

12V電源
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06642/

5Vスーパー三端子レギュレータ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06353/

LED三色
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00562/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00563/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01697/

抵抗 1KΩと120Ω
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-25102/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16121/

可変抵抗1KΩ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06107/

スイッチ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-03648/

Arduino NANO
http://www.banggood.com/5Pcs-ATmega328P-Arduino-Compatible-Nano-V3-Improved-Version-With-USB-p-951782.html

遊んだ内容

今回遊んだ内容はこちらです。

  • DCジャックDIP化キットをはんだ付けする
  • 12Vと5Vが使える回路を作る
  • LEDを光らせる
  • 可変抵抗を挟んでLEDを光らせる
  • スイッチでLEDを光らせる
  • Arduinoを5Vで起動させる
  • ArduinoでLEDを光らせる

DCジャックDIP化キットをハンダ付けする


ブレッドボードに電源を接続するために必要な部品を、ハンダ付けして作ってもらいました。
ハンダゴテを使うのが中学校以来という方もいて、結構盛り上がりました。

12Vと5Vが使える回路を作る


電源の回路を作ります。


レギュレータにビニールテープを貼って端子の役割を書いておくと、迷わなくて便利です。


テスターで12Vと5Vが確認できたら成功です。



うまくいかない時は下記のことに注意して回路を見なおしてみてください。
ジャンパワイヤは部品のピンがある行に刺さっているか?
DCジャックが刺さっているか?

LEDを光らせる


成功するとLEDが光ります。


なお、抵抗は必ず付けてください。
でないとLEDが破損します。


抵抗がないと爆発して破片が飛ぶ場合があるため、危険です。

可変抵抗を挟んでLEDを光らせる


可変抵抗をLEDの回路に使ってみます。
直列に繋がっていれば、部品の順番は図のとおりでなくても良いです。


つまみを回すと少しだけ明るさが変わります。


可変抵抗以外にも必ず抵抗を付けてください。
可変抵抗以外の抵抗が無いと、可変抵抗の抵抗がほぼ0になったとき、LEDが破損します。

スイッチでLEDを光らせる


LEDを光らせた回路にスイッチを追加します。


スイッチを押すと光ります。


Arduinoを5Vで起動させる


Arduinoの5VとGNDを作成した回路に接続してください。

ArduinoでLEDを光らせる

下記のサイトからArduino IDEをダウンロードします。

Download the Arduino Software

起動すると下記のような画面が出ます。

下記の経路をたどって、Arduinoのサンプルとして用意されているLEDを点滅させるプログラムを開きます。
ファイル -> スケッチの例 -> 01.Basics -> Blink


macの場合は、画面の上にあるバーから選べます。


ボードの種類を選びます。
今回はArduinoNANOを使うので、それを選択します。
ツール -> マイコンボード -> ArduinoNANO


ArduinoをUSBケーブルでPCと接続します。


ArduinoをPCと接続すると、シリアルポートが選択できるようになります。
複数ある場合どれかがArduinoなので、それぞれ試してみてください。
ツール -> シリアルポート -> どれか


マイコンボードとシリアルポートを設定できたら、左から2番目にある「マイコンボードに書き込む」ボタンを押して、先ほど開いたプログラムをArduinoに書き込みます。


macからプログラムをアップロードできない場合は、下記の記事を参考にドライバをインストールしてみてください。

中国製のArduinoにmacからスケッチをアップロード出来ない時の対処方法

Arduinoにプログラムを書き込めたら、ArduinoのD13ピンとLEDと接続します。


成功すればLEDが点滅するはずです。


今回の遊んだ内容は以上です。
面白がってもらえたり、何かの参考になれば嬉しいです。

続編を開催しましたので、良ければこちらもどうぞ。
電子工作で遊ぶ会: 温度に応じてLEDを点灯させる

参考

Arduino - Blink

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